ここでは、「HELLPAINTER」が日ごろどの様にキット(ガレージキット)を
ペイントしているのか、その一端をご覧下さい。
とは言っても特別な事は何一つありませんが。
完成品になってゆく過程を知っていただける事と、
ご自身でペイントされるときに何かの参考にしていただければとの思いでアップさせて頂きました。
ペイントに正解、不正解は無く、当工房のペイントもほんの一例に過ぎません。
基本は「楽しく塗る」事が一番です。
それではお気軽にお楽しみ下さい。
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◇フルチゾンビ ワームゾンビを塗る
ウイリアム パケット原型
1/6スケールキャスト製
@〜E
F〜FINAL
@いつものように各パーツを洗剤にて湯せんし、真鍮を通してアルテコにて (パテいらずでとても便利です)組終えたら パーティング等の確認をし、薄く溶いた溶きパテを塗ってあげます。 結構しゃぶしゃぶ状態で塗っても、洗いをしっかりしていればガッチリ食いつきます。 これで下地完了。 |
Aベースカラーとなるアイボリーを吹き付けます。 かけ離れた色でなければ、同系色でOk。(結局殆ど見えなくなってしまうのですが・・・) |
Bここからの色は直接最後まで関わってくるので、慎重に混色します。 先ほどのベースカラーに白を混ぜたものと、黒を混ぜた2色を用意し、 ハイライト、シャドゥにあたる部分に吹き付けます。 乾き待ちの間に、地面と墓をペイントします。 |
C地面は特別に入り組んでいるので、時間をかけて薄めの色にて少しずつ筆塗りします。 本来は周囲に色が跳ねるので、本体や地面のゾンビはマスキングした方が良いでしょう。 私の場合一応本職なもので、マスキングせずに塗ってしまいます。 |
Dここからは一番日にちを要する行程に入っていきます。 ベースカラーに白や黒、赤等を混色し、写真のような6色を使用します。 傍らに必ずぼかし用の溶剤を用意します。 これらの色は色4:溶剤6の割合で薄めたものです。 |
E描き込む前に本体に一度つや消しのトップコートをかけます。 後は先ほどの色を使い、溶剤でぼかしながら筆で無心になって描き込み続けます。 いつも描き込みにどのくらいの時間を使うのかと聞かれますが、はっきり言って私にも良く分かっておりません。 ただ分かっていることは、納得できるまで何ヶ月かかってもやるだけです。 行き詰まったときは、インターバルを置きながら焦らず落ち着いてと言った所です。 |