壱
今回はまだ早いとは自分で思ってはいるのですが何故か我慢できなくなり
かねてからの夢であった南大門の仁王を
私なりの解釈も含め製作してみようと思います。
まずはスカルピー プリモ(シルバー)を一対一で混合したものを用意します。
次にアルミ線にアルミ箔を巻きつけて頭の中身とします。
作る前よりも実際手を付け始めるこの状況がもはや辛い感じです。
頭蓋骨はおろか鼻らしきものしかついておりません。
弐
とりあえずたたき台を作らなければ何がなんだかわからないのでぱっと見 らしくみえるように
鼻、口の辺りを作っていきます。
まだまだ固められません。
参
さらに形を詰めていきます。
何時までも軟らかいと付け足した部分の周囲が馴染み難いので
スカルを押し付けられるよう、一度ベンジンで撫でて焼いてしまいます。
本当に自分に作れるのだろうかと思うくらいただ踏ん張っているオヤジにしか見えません。
さらに道のりが遠くなった気がします。
四
更に眉毛、二段の顎も付け足していきます。
思わず作りやすい方から目を始めてしまいました。
瞼のラインは非常に微妙でしかもリアルな人間の比率ではあり得ない眼球の大きさなので
ディフォルメっぽくならぬよう注意して進めて行きます。
この段階で口がまだ踏ん張りすぎています。
脳内補整で自動的に悪い方向へ行ってますね。
五
先程の状態を一度焼き、残りの目も作ったうえで、シンメトリーの確認をします。
この時に唇の面取りが間違っていたことに気づき、デザインカッターにて削り直しています。
眼球の淵、小鼻の際、口の筋等はカッターにて少々深めに彫ってゆきます。
これで自分なりに出したかった顔面が形になった気がします。
六
二段顎の奥を更にボリュームアップし、輪郭の鰓に達していきます。
頭頂部の飾り台も作り始めます。
これからとても嫌いな耳造型に入らなければなりません。